私は、小学4年生くらいからずっと介護の仕事に興味を持っていました。
両親が共働きで、おばあちゃんに幼稚園の送り迎えをしてもらっていたこともあり、幼い頃から、私はずっとおばあちゃんっ子でした。
おばあちゃんはまだ元気で、今も一緒に住んでいますが、多分、10年後には介護が必要になってくると思います。
その時に、いろいろ面倒を見てくれた、大好きなおばあちゃんに恩返しがしたい。そう思ってこの仕事に就きました。
自分が介護して、おばあちゃんに恩返しができたらと思っています。
大学では、介護とはまったく関係のない心理学を学んでいて、介護については何も知識がない状態でこの業界に入りました。
入ったばかりの頃はとても大変でしたが、実際に現場で働くことで、スムーズに知識が入ってきました。先輩も優しく教えてくださるので、着実に仕事を覚えていくことができました。
今は仕事がとても楽しいです。ご利用者様たちとお話することが好きで、皆様の毎日をもっと楽しくできるようになりたいと思っています。そのために、色々なレクリエーションを覚えていきたいですし、まだまだ勉強することはたくさんあるなと感じています。
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お食事の提供や身体介助が基本のお仕事です。ショートステイでは、皆様の生活を把握して、体の機能訓練になったり、楽しんでいただくためのレクリエーションをします。
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家ではどんなことしてるのか、趣味のお話などをしています。「家では何もできないから、ここでは何かやりたい」という方が多いので、タオルを畳んでいただきながらおしゃべりを楽むことも。
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「ケア委員会」に所属しており、月に一度、委員会の会議に出席します。ご利用者様のより良い生活のため、何をするべきかの話し合いや、取り組みの結果報告をします。
働いていて大変だったことを教えてください。
皆様がもっと楽しく過ごせるよう、忙しい中でもコミュニケーションの時間を大切にしています。
ご利用者様お一人お一人に、それぞれ生活リズムがありますので、それを尊重しつつ、もっと楽しく毎日を送っていただけるように、少しでもリビングにいたいと思ってもらえるようにと、工夫することです。
皆様と十分にコミュニケーションを取るための時間づくりを意識しています。
そして、皆様の大切な命をお預かりしている仕事なので、緊張感も感じています。
その分感じるやりがいはありますか?
ご利用者様に、本当の笑顔になっていただけることが嬉しいです。
「いつもありがとね」の一言がいただけることです。ご利用者様の笑顔が本当に嬉しいです。
やはり、苦笑いと本当の笑顔とは違うので、表情を見て「この方は、少し無理をしているな」と思ったら、その方との時間を作ります。ご利用者様全員に本当の笑顔になって欲しい。そうなっていただけることがやりがいだと感じています。
一緒に働くスタッフはどんな人たちですか?
お互いがお互いを気にかけている、思いやりのある人たちだと思います。
皆さん明るくていい人たちばかりです。悩みがあるとき、明るく振る舞っているつもりでも、それに気がついて「どうしたの?」と声をかけてくれるので、
ひとり一人気を配っているんだなと感じています。悩みも全部先輩に相談しています。
未経験から初められたとのことですが、大変ではありませんでしたか?
未経験でも、着実に仕事を覚えていける環境です。
入ったばかりの頃は何も知識がなくて、毎日が大変でしたが、実際に現場で働くことで、スムーズに知識が入ってきました。
先輩も優しく教えてくださるので、着実に仕事を覚えていくことができました。
今後、こうなりたい!という目標はありますか?
皆様にもっと楽しんでいただけるようになりたいです!
一人でも多くのご利用者様に名前を覚えてもらうことです!数日しか滞在されないショートステイのご利用者様に声をかけていただける時は、とても嬉しいので、そういう方をもっと増やしていきたいです。
あと、レクリエーションにも力を入れているので、認知症の人、自立している人などいろんな人に対応できるようにレクリエーションの幅を広げていきたいです。
自分のモチベーションにもつながるので、介護福祉士などの資格を取りたいです。
介護についていろいろ調べていたら出てきた、「レクリエーション福祉士」の資格も取りたいです!
一緒に働く未来のスタッフに一言!
未経験でも大丈夫!楽しく続けられる仕事です。
明るくて、楽しくて、人に何かしてあげたいと思う人ならぜひ!と思います。私は実際とても楽しく続けられています。未経験でも、資格がなくてもできるお仕事です。「楽しいな」と思ったら続けていただくと、自分自身の成長や未来につながっていくと思います。
小さい頃、母方の祖父母が癌で寝たきりになっていました。母がつきっきりで看病したり、病院に通い詰めていました。その姿をずっと見ていて、身の回りの世話や、なにかお年寄りの喜ぶことができればいいなと思ったのが、介護の道に進もうと決めたきっかけです。
愛生福祉会には、大学を卒業後、新卒で入職しました。長い間勤めさせていただいています。介護職員や生活相談員の仕事を経験した後、出産して、育児休暇を頂きました。その後、子育てをしながら働けるようにと、パートとして復帰しました。勤めている施設のそばに職員用の事業所内託児所があるおかげで、子供が小さいうちから仕事に復帰する事ができました。
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折り紙や手遊びなど、皆様が楽しめるレクリエーションを行います。ご利用者様とお話ししながら過ごす、楽しいひとときです。
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ご家族様から預かったお荷物の中身を確認します。施設で生活する上で、不足しているものはないかをチェックします。皆様の良い生活のため、小さなことにも気を配っています。
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忙しいときでも、ご利用者様とのコミュニケーションの時間はとても大切にしています。人生の先輩である皆様から、ためになるお話が聞ける、充実した時間です。
働いていて大変だったことを教えてください。
人と人との関わり方には決まりがなく、人の数だけ答えがあります。
認知症の方に、どう関わっていけばいいのかという点です。
認知症の方への接し方は、研修で学んでいましたが、やはり感じ方は人それぞれなので、その人に心地よく生活してもらうためのケアを見つけ出すのが、とても難しいです。後は、後輩の指導も難しいです。どのように言えば理解してくれるのか、常に考えながら接しています。どちらも、人と人との関わり方だと思うので、決まりはなく、対応は人の数だけあります。そこが大変ですが面白くもあります。
その分感じるやりがいを教えてください。
ご利用者様が、訓練の結果お食事を食べられるようになったとき、喜びを感じました。
以前にこんなことがありました。もともとは元気だった方が、急に脳梗塞で倒れて入院されたんです。
施設にお戻りになられた時は、胃瘻(口から食事ができず、胃に管を通して栄養を摂取する)の状態でした。お顔からは表情も消え、会話もなくなってしまい…。その人は、食べることが好きな方だったので、食べる喜びを取り戻せるように、看護師、栄養士と相談しながら、口から食事を接取する訓練を続けました。その結果、口でものを食べられるようになり、ご本人もご家族様すごく喜んでいらっしゃいました。表情もでてきて、会話をされるようになった。この時は本当に嬉しくて、やりがいとは、こういう部分にあるのだと思いました。
まもなくその方はお亡くなりになられたのですが、好きな食事を続けられて、幸せそうに、その人らしく最期を迎えられてよかったと本当に思います。
一緒に働くスタッフはどんな人たちですか?
子供の発熱で急にお休みをいただく時も、嫌な顔せずフォローしてくれる優しい人たちばかりです。
若くて元気なスタッフが多いですね。みんな、とても優しいです。
私には子供がいて、熱が出たときなどは、お休みをいただくこともあります。そのことで、ほかのスタッフには迷惑かけてしまうのですが、みんな嫌な顔せずフォローしてくれます。そんな優しい人が多い職場です。
挨拶がしっかりできる人ばかりで、いつも職場は和やかです。
子育てをしながら働くのは、大変ではありませんか?
愛生福祉会には職員用の託児所があるから、小さな子供がいても仕事を続けられます。
世話が必要な子どもを、愛生福祉会の託児所に預けているので、日中も働けます。
この年齢の子は保育所になかなか預けられず、私の周りのお母さんはみんな苦労しているみたいなので、この環境はとてもありがたいと感じています。
愛生福祉会に託児所ができてから、産後に復帰するママさんが多くなりましたね。
愛生福祉会で、ここが魅力だと思うポイントを教えてください。
その人らしさや個性を尊重する、理事長の考え方に魅力を感じます。
私は、理事長の考えにとても共感できると思っていて、「その人がその人らしく過ごせる」「その人らしく終わりを迎えることができる」 そのための取り組みが魅力だと感じています。おいしい食事など、豊かな生活の手助けができるのはすばらしいことですし、幸せそうなお年寄りを見ていると私まで嬉しくなってきます。特に私が勤務する庄内の里は、環境が開放的で、とても自由です。認知症だからと鍵をかけて閉じ込めたりはせず、自由に出入りできる自由な環境です。もちろん危険がないように職員がしっかりサポートしています。
一緒に働く未来のスタッフに一言!
学びがあり、やりがいもある仕事です。
介護は、とても自分の身になるお仕事です。
お年寄りから戦争中の話や、その人の生き様について聞くことができる機会もたくさんあり、いつも勉強させていただいています。人と関わる仕事なので、自分磨きができる仕事だとも思っています。
元々は介護の仕事をしていました。そこで、お年寄りが体調を崩された時に、このような人たちを医療によって助けられるようになりたいと思ったのが、看護職員を目指したきっかけです。医療の専門学校で学び直して、看護の道へ進みました。
施設は、ご利用者様にとっては家のような場所です。
とてもアットホームな、人と人との繋がりが感じられる場所で、皆様とコミュニケーションを取る事が楽しく、皆様に幸せに過ごしてほしい、健康をお守りしたいという気持ちにさせられます。
自分がいることで、皆様の健康をお守りできることにやりがいを感じますし、そのために、知識や経験を積んでいきたいと思っています。
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毎朝、ご利用者様お一人お一人の健康状態をチェックしています。最近の様子や、ご自分の身体で気になる点などをお伺いし、雑談もしながら簡単な診察を行います。
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お一人お一人に適した薬を管理しています。ご利用者様の体調の変化によって医師の指示を仰ぎながら配薬を行います。
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カルテに目を通し、ご利用者様全員の健康状態を把握します。何か変わった事があれば、カルテに書き加え、常に看護職員が皆様の状態を把握できるようにしています。
働いていて大変だったことを教えてください。
ご利用者様の健康を自分が守る、という責任の重さを感じています。
ご利用者様が体調を崩された時は、やはり大変です。少しのことが重大な病気に繋がることもあるので、責任を持って自分が治すという想いで看護をさせていいただいています。
ご家族様への報告の際も、ご家族様を不安にさせないよう、安心していただけるように心がけています。
その分感じるやりがいを教えてください。
自分の処置で、ご利用者様を元気にできる事に喜びを感じます。
やはり、ご利用者様に感謝されることは、とても嬉しいです。
皆様を自分の処置で元気にできることにやりがいを感じますし、皆様の健康を守るため、もっと力を付けていかなくてはと思います。
なぜ、病院ではなく介護施設で働く事を選んだのですか?
アットホームな環境と、幅広い知識を身につけられる点に惹かれました。
以前の仕事が介護だったからというのもありますが、何よりも、お年寄りの方とのコミュニケーションが好きだというのが理由です。病院よりもアットホームな雰囲気で、コミュニケーションが大切な職場です。そういった部分に惹かれました。
また、病院と違って、眼科や皮膚科などに分かれているのではなく、皆様、さまざまな病気を持っていらっしゃるので幅広い知識が必要になります。難しさもありますが、勉強にもなり、その点にも面白さを感じています。
一緒に働くスタッフはどんな人たちですか?
悩みや疑問を相談できる、優しい先輩たちに恵まれています。
皆さん、とても気さくです。看護師は、僕より経験が多い人がほとんどなので、いつも学ばせていただいています。
悩みをきいてくれたり、落ち込んでいたら気持ちを和らげてくれる、優しい人たちばかりです。
仕事での今後の目標を教えてください!
正看護師の資格を取り、できる事の幅を広げていきたいです。
今、仕事をしながら学校に行き、正看護師の資格を取るための勉強をしています。
資格を取って、自分にできること・役に立てることの幅を広げていきたいと思っています。
一緒に働く未来のスタッフに一言!
とても勉強になる、やりがいのある仕事です。
複数の病気をもっている方が多いので、総合的なケア・知識が必要になってきます。
難しさもありますが、知識も増えて楽しいし、勉強になる良い環境だと思います。
看護師というと、女性が多いイメージですが、最近男性看護師も増えてきていますので、男女問わず、ぜひ一緒に働けたらと思います。